ある夜、テレビをつけていたら、「ヨーコさんの言葉」という番組が流れてきました。
絵と背景の音とナレーションで構成された５分程度の番組でしたが、大人の絵本というような感じで、
ずっと気になっていましたが調べるには至らず。
しばらくして、児玉が読んでいた本（人生散歩術）に、佐野洋子さんについて書いたものがあり、
あ、あの時の！と運命的な再会を果たし、興味が膨らみました。
「100万回生きたねこ」という絵本が代表作の有名な作家さんとのこと。
谷川俊太郎さんとも結婚していた時期があったり。
寝る前にNHKアーカイブで、２，３話ずつ見る日々が続き、
今日ようやく本を借りてきて、あっという間に読破しました。
とくに好きな話は、
「ハハハ、勝手じゃん」一般大衆の中で個を守り通したいお話。
「せめてこれ以上、誰も考えないで」不便の喜びと楽しさについてのお話。
「鳥が空をとんでいても気の毒には思わない」猫の魅力についてのお話。
「親切だなあ」暇な人は親切で人相がよいというお話。
ヨーコさんの視点や考え方にハッとするし、共感もする。
そして、くすっと笑えるところもあったりして。
こんな素敵な人がいたなんて、知らなかった！
エッセイもたくさんあるので、ヨーコさんの世界にどっぷり浸かっていたいです。
NHKどーがレージにもいくつか話が載っているので、興味を持った方、どうぞ観てください。